瓦からガルバリウム屋根へ耐震改修工事
高知市内の住宅で、瓦からガルバリウム屋根葺き替える耐震改修工事を行いました。
ガルバリウム屋根は瓦屋根に比べて約1/7の重さなので、地震の際に揺れが小さくなり、柱に対する負担が軽減します。また、地震や台風で瓦が落ちる心配もなくなるのでおすすめです。
耐震改修工事には補助金制度もありますので、ぜひ一度、今住んでいる家がどのような状態か診断を受けてみませんか?
お客様の困りごと
築35年以上経っており、大きな地震がきたら倒壊する恐れがあるので心配していました。熊本地震の被害を受けた2階建ての1階部分が完全に潰れているのを見て、耐震補強したいと思っていましたが、どこに相談したら良いか困っていました。
耐震改修工事に至った経緯
耐震診断ができる設計事務所様に調査を依頼したところ「このままでは倒壊する」と診断を受けました。同時に、瓦屋根を軽いガルバリウム屋根に葺き替えたいと思い、補強工事と屋根改修工事を一緒にお願いしました。
お客様の声
屋根が災害で落ちたり飛んだりする心配もなくなり、屋根を軽くする事で室内の補強箇所も減ったので工事も短期間でできました。工事をお願いして本当に良かったです。ありがとうございました。
工事概要
施工場所 | 高知県高知市 |
既存屋根 | スレート瓦 |
施工方法 | 屋根葺き替え |
使用材料 | ガルバリウム鋼板 立てハゼ葺き |
施工期間 | 約2週間 |
屋根葺き替え:前
屋根葺き替え:後
瓦に比べて約1/7の重さになり、耐震性能も向上しました。
施工の流れ
着工前
瓦の表面は上塗りが経年劣化で剝がれています。
瓦撤去
既存フェルトシート
劣化で穴が開いています。
既存野地板
雨シミが数か所あります。
瓦を剝がしてみると、雨が浸みこんでいるのよく分かります。
屋根先は雨が浸みこみやすいので、下地の木がかなり痛んでいます。
構造用野地板を増張をして唐草水切りを取付
新規ゴムアスルーフィング敷き
屋根立てハゼ葺き
棟面戸取付け及び換気棟取付
棟に換気用通気口をとることで、屋根裏の暖かい空気が出るようになり屋根裏の温度が下がります。
棟取付完了
屋根完了
完成